美々津、青島、飫肥

TVのCF,”いい日旅立ち”のメロディーに乗ってホワイト家族の父の旅「どこをほっつき歩いてんノー!」に笑ってしまった。私だ!

県境の峠をこえて宮崎に入る。春、真っ盛り。水を張った田んぼを燕がかすめ、青島ではポピー、ストックが満開、鵜戸神社の桜五分咲き、蝶々も見た。もちろん東国原知事の幟が満面の笑顔で迎えてくれる。ただし、露出頻度は思っていたより低い。

 美々津、日向市の南、耳川の河口に位置し、大阪方面との商業で繁栄したところ。
廻船問屋「河内屋」を改修したものが歴史民俗資料館になっている。かっぽう着姿の品の良い中年婦人が、本日最初の訪問者に丁寧な説明をしてくれた。町で見かけるは腰の曲がった老人と野良猫のみ、静かだった。

 

 宮崎市をシーガイア、フェニックスCCのある海側から迂回して青島に至る。高校の修学旅行以来である。夜騒いで、昼間移動のバスで寝る、というおそらく今の高校生と同じパターンであり、ほとんど記憶がないが、青島、桜島、阿蘇だけは覚えている。青島神社はジャイアンツが優勝祈願する場なのでパスした。

 鬼の洗濯板が続く日南海岸のドライブは快適、窓を開けても寒くない。親爺一人が注文するのに勇気がいったが、道の駅でマンゴー・ソフトクリームまで舐めてしまった。

海のせまる断崖の洞窟にお社がある鵜戸神宮にお参りし、青島神社お参り拒否の穴埋めとする。今日の泊は飫肥(オビ―私は読めなかった)のあきんど宿。

(3.7 記)

千葉県柏市在住 河内のオッサン

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