。。。せっかく可愛く撮れたのに、出版社に問い合わせると
インターネットでは掲載が一切ダメの一点張り。やむなくphoto割愛。。。。sorry!
LITTLE MISS
JAZZ AND JIVE GOES AROUND THE WORLD!
\2,500(税込)/Verve(ユニバーサル ミュージック)
キャビンアテンダント?いいえ、やっぱりスチュワーデスですよ。
しかもスリムな制服・制帽・パンプスに、肩にかけた小粋なエアラインバッグ。
世界旅行が夢のような憧れだった頃の、まぶしい空の旅。
そんな世界へと運んでくれるのが、
akikoというジャズヴォーカリストが歌う「アラウンド・ザ・ワールド」だ。
空港のざわざわしつつも活気に満ちた音から始まって、
「さあ、もう数時間後には飛び立つぞ」というわくわく感。
「アラウンド・ザ・ワールド」は映画「八十日間世界一周」のテーマ曲。
ビクター・ヤングの名作だ。
目を閉じて!
ティーンの頃、何度も空想した夢の海外旅行へ飛び立たせてくれる1曲。
団塊の世代には胸キュンもの。オススメ。
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*ちなみにakikoは、若い頃のエラ・フィッツジェラルドを思わせる
甘くまろやかな声と抜群のドライブ感が魅力。
若い頃、エラ・フィッツジェラルド漬けの毎日を送った私には気になる存在だ。
ジャズの名門レーベル、ヴァーヴ初の日本人女性シンガーだそう。
「リトルミス ジャズ&ジャイヴ ゴーズ アラウンド・ザ・ワールド」と題されたこのアルバムは、8枚目にあたる。
8曲の収録曲中、もうひとつ、大好きな曲「ミスター・サンドマン」がある。
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世界中が未知数で輝いていた、私らの学校時代。
海外、ジェット機、スチュワーデスなんて聞くたびに胸が躍った。
通学風景にエアラインバッグが溢れていたのは、高校時代?
私もスカンジナビア航空の水色のを持っていた(記憶は薄らいでいるけど…)。
ポピュラーだったのは、何といってもパンナム!!(懐かしい)
ご長寿番組だった「兼高かおる世界の旅」や大相撲千秋楽の「ヒョーショージョー!」を
高らかに唱えるデビッド・ジョーンズ支配人とパンナムトロフィーも、鮮やかに思い出す。
日本航空提供、深夜のラジオ番組、城達也の「ジェットストリーム」も
そんな憧れをかきたてた番組だ。
「ミスター・ロンリー」を聞くと、静まった夜、ラジオに聴きいっていた時間を思い出す。
思い出がいっぱいあるね。
お金があれば優雅なフライトで、時間があれば格安チケットで、
いつでも気軽に海外へ行ける今。
(両方ない私の場合は、さておき)庶民もハッピーになった、今という時代。
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でも、手の届かないキラキラした憧れの世界がひとつ減った、その寂しさは何だろう。