金比羅宮・栗林公園・スーパー爺様

フロントグラスについた霜を熱湯で溶かしてから祖谷の民宿を出発、金比羅宮に向かう。テレビの旅番組でおなじみの785段の階段を一気に登り、奥宮までの583段も少々息が上がったもののなんとかクリアして合計1368段「俺もまだまだやれる!」と嬉しくなった。 金比羅さんを下ってすぐのところに、観光客はあまり見向きもしないのだが日本版「マディソン郡の橋」と言える風情のある屋根つきの橋があって格好つけて写真おじさんをしていたのだが、メリル・ストリーブは現れなかった。

栗林公園、特別名勝の指定を受けた池泉回遊式大名庭園、盛りの梅が見事であった。

植栽、特に松の手入れが行き届いており、公園とは呼ばれてはいるが「庭園」の雰囲気が色濃く残る名園である。

スーパー爺様、齢88歳で現役の大学生、私のサラリーマン時代の友人の御父君である。3年前に奥様を亡くされてからは、一人で高松近郊の広大なお宅で松の盆栽数百鉢の世話をし、年に数回通信制大学のスクーリングで京都の教室へ出向く、という生活をされている。盆栽を見せていただいたのだが急なこう配をモノともせず動き回る足腰の強さにただただ恐れ入るのみ。達者な車の運転で食事にも連れて行ってもらった。今夜のお宿である。

(2.29 記)

千葉県柏市在住 河内のオッサン

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